NVIDIA GeForce 940MXが搭載されているLenovo ideapad 510にUbuntu16.04をインストールし、
cgminerを実行するまでの備忘録です。
今回はUbuntu16.04を使用しました。
インストール後、アップデートを行ってください。〜
端末で操作する場合は、以下のコマンドでアップデートできます。
sudo apt update sudo apt upgrade
追加のドライバーからNVIDIAのドライバがインストールできますので、インストールします。
当方のノートPCは、GeForce 940MXとIntelが選択できるようになっているので、
ドライバーインストール後にDashを起動し、nvidiaと入力すればアイコンが表示されます。
GeForceを使うようにチェックを入れます。
端末を起動し、以下のコマンドでccminerに必要なパッケージをインストールします。
sudo apt-get install automake libssl-dev libcurl4-nss-dev
NVIDIA CUDA TookKitを以下のURLからダウンロードします。
https://developer.nvidia.com/cuda-downloads
今回は、Ubuntu16.04.xなので、Ubuntu16.04を選択しダウンロードします。
以下、上記URLに接続した時のスクリーンショットです。
当方は、以下のように選択しダウンロードしました。
ダウンロード後、端末を起動し、ダウンロードしたディレクトリに移動し、
以下のコマンドを実行します。
少々時間がかかります。
sudo dpkg -i cuda-repo-ubuntu1604_8.0.61-1_amd64.deb sudo apt-get update sudo apt-get -y install cuda
上記のコマンドは、ダウンロード時にCUDA Toolkitの画面にも表示されます。
以下のURLからcminer-lyraをダウンロードします。
Ubuntuなので、tar.gz形式をダウンロードしました。
https://github.com/djm34/ccminer-lyra/releases/
本記事作成時のファイル名はccminer-lyra-0.5.tar.gzになります。
以下、端末(ターミナル)上での操作になります。
ccminerをコンパイルするには、インストールしたCUDA ToolkitへのPATHを通す必要があります。
$HOME/.bashrcに以下の行を追加してください。
CUDA=/usr/local/cuda export PATH=$PATH:$CUDA/bin
追加手順は以下の通りです。
echo 'CUDA=/usr/local/cuda' >> $HOME/.bashrc echo 'export PATH=$PATH:$CUDA/bin' >> $HOME/.bashrc
これで、CUDA Toolkitのパスが通った端末が起動されます。
以下の手順でccminerをコンパイルします。
tar zxvf ccminer-lyra-0.5.tar.gz
cd ccminer-lyra-0.5/
bash autogen.sh
./configure
make
上記の操作により、カレントディレクトリにccminerが作成されます。
Pool登録は、以下の記事を参考にしてください。
以上、ccminerのビルドについてでした。