#author("2022-08-31T12:04:10+09:00","","") #author("2022-08-31T12:05:57+09:00","","") #navi(../) * BRD&Coinbase Walletを Electrum Bitcoinウォレットに移行する手順 [#y8c9962a] BRD(旧Breadwallet) &ref(brd.png); がCoinbase社に買収され Coinbase Wallet &ref(cbw.png); に変わりましたね。~ 本資料では、BRD ウォレットの復元フレーズをつかって、Electrum Bitcoin ウォレットに移行する手順です。~ &color(red){''本資料により直接的および間接的障害が生じても一切責任を負いません。あらかじめご了承ください。''}; * 参考記事 [#mc9f9399] - Restoring your MultibitHD or BRD Wallet in Electrum~ https://bitcoinelectrum.com/restoring-your-multibithd-wallet-in-electrum/ * 動作確認環境 [#g9ee2094] - Windows 11 ver.21H2 - Ubuntu 22.04.1 - Electrum-4.3.1 * 関連記事 [#q3f5e8cc] -[[Bread walletをElectrumに移行する>ウォレット/Bread walletをElectrumに移行する]] * Electrum Bitcoin Wallet をダウンロード [#t9cb24fb] 以下のURLから Electrum Bitcoin Wallet ダウンロードします。~ 注意書きの通り、気を付けてください。~ ''Warning: Do not download Electrum from another source than electrum.org. Verify GPG signatures. '' - Electrum Bitcoin Wallet~ https://electrum.org/ #br #ref(01.png) #br * Electrum Bitcoin Wallet に BRD 復元フレーズ設定し復元する [#y7b68baa] 本記事は、Windows で Standalone Executable をダウンロードし操作する手順となります。~ 以下、インストール後(Electrum起動可能状態)からの操作を記述します。 + インストール or ダウンロード した Electrum &ref(ele.png); を起動します。 #br #ref(11.png) #br + インストールウイザードが起動されます。 + 「自動接続」で「次へ」ボタンをクリックします。 #br #ref(11.png) #br + 作成するウォレット名を入力します。~ BRDの復元フレーズから取り込むので default_wallet となっているのを、わかりやすくBRD_walletに変更し「次へ」ボタンをクリックしました。 #br #ref(12.png) #br + スタンダードウォレットを選択し「次へ」ボタンをクリックしました。 #br #ref(13.png) #br +「既存のシードを使用する」を選択し「次へ」ボタンをクリックします。 #br #ref(14.png) #br + BRD の復元フレーズ(かな12単語)をスペース区切りで入力します。 + 復元フレーズ入力後、「オプション」ボタンをクリックします。 #br #ref(15.png) #br + シードタイプの画面が表示されるので「BIP39シード」を選択し「OK」ボタンをクリックします。 #br #ref(16.png) #br + 「次へ」ボタンが押せるようになるので、クリックします。 #br #ref(17.png) #br + ウォレットタイプを legacy 規定のパスを BRDウォレット用に ''m/0''' に書き換えて「次へ」ボタンをクリックします。~ segwitを使っていた人は変更してください。 #br #ref(18.png) #br + このウォレット用にパスワードを設定し「次へ」ボタンをクリックします。 #br #ref(19.png) #br + 更新確認のメッセージが表示されるので、「Yes」をクリックします。 #br #ref(20.png) #br + しばらく待つと、BRDウォレットのトランザクションが表示され残高も表示されます。 #br #ref(21.png) #br * Coinbase Wallet になってからのトランザクションを復元する [#k0f5524f] 上記では、BRDの時のトランザクションは表示されるのですが、Coinbase Walletになってからのトランザクションが表示されない可能性があります。~ Coinbase Wallet になってからのアドレスが対応していません。~ 以下の手順で、Coinbase Walletになってからのウォレットを復元します。 + 新しい(もうひとつのウォレット)を作成します。 + 「ファイル」→「新規・復元」をクリックします。 #br #ref(31.png) #br + わかりやすくするため、coinbase_wallet と入力しました。ウォレット名は任意です。~ 「次へ」ボタンをクリックします。 #br #ref(32.png) #br + スタンダードウォレットを選択し「次へ」ボタンをクリックしました。 #br #ref(13.png) #br +「既存のシードを使用する」を選択し「次へ」ボタンをクリックします。 #br #ref(14.png) #br + BRD の復元フレーズ(かな12単語)をスペース区切りで入力します。 + 復元フレーズ入力後、「オプション」ボタンをクリックします。 #br #ref(15.png) #br + シードタイプの画面が表示されるので「BIP39シード」を選択し「OK」ボタンをクリックします。 #br #ref(16.png) #br + 「次へ」ボタンが押せるようになるので、クリックします。 #br #ref(17.png) #br + ウォレットタイプを legacy 規定のパスをデフォルトまま m/44'/0'/0' 変更せず「次へ」ボタンをクリックします。~ segwitを使っていた人は変更してください。 #br #ref(33.png) #br #ref(18.png) #br + このウォレット用にパスワードを設定し「次へ」ボタンをクリックします。 #br #ref(19.png) #br + しばらく待つと、Coinbaseウォレットのトランザクションが表示され残高も表示されます。 #br #ref(34.png) #br * 復元フレーズにより移行したウォレットの使い方 [#c798ed9b] Electrumを起動すると以下の画面が表示されます。~ 「選択」ボタンでウォレットを選択し、パスワードを入力し「次へ」ボタンを押せば利用できます。 #ref(41.png)