Debian用に公開されたYenten-QT Walletを動かしてみた †
Debian, Ubuntu向けにGUIのYenten-QT Walletが公開されたのでダウンロードして動かしてみました。
以下、Debian上でYenten-QTを動作させるための備忘録です。
尚、2018/3/18時点の記事になりますので、今後、バージョン等が変わることによって本記事の通りの操作で、
Debian9でYenten Walletが動作しないかもしれません。
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DebianでYentenウオレット †
以下のスクリーンショットは、DebianでYentenウオレットを実行したときのスクリーンショットです。
使用環境 †
Debian用 Yenten Walletをダウンロード †
以下のURLからDebian用のYenten walletをダウンロードします。
- 以下のURLにブラウザで接続してください。
https://github.com/conan-equal-newone/yenten/releases
ダウンロードするファイルは、以下の通りです。
yenten_debian9-64_1.3.1_fixed2.zip
- ダウンロードしたzipファイルを展開してください。
展開したファイルにyenten-qtがありますので、これがGUI版のYenten Walletになります。
展開した3つのファイルを任意の場所に移動してください。
端末(ターミナルを起動し、yenten-qtを起動すればYenten-QTが実行されます。
以下、アイコンより起動する方法を記します。
Yentenウオレットを実行するために必要なパッケージをインストール †
Yenteウオレットをダウンロードし実行したところ、いろいろなパッケージが足りなかったため、aptコマンドでインストールしました。
インストールしたパッケージは以下の通りです。
- libboost-program-options1.62.0
- libboost-thread1.62.0
- libboost-chrono1.62.0
- libboost-chrono1.62.0
- libqrencode3
- libminiupnpc10
端末を起動し、以下のコマンドでインストールすることができます。
apt install libboost-program-options1.62.0 libboost-thread1.62.0 libboost-chrono1.62.0 libboost-chrono1.62.0 libqrencode3 libminiupnpc10
アイコンで起動する方法 †
当方、アイコンをデスクトップに置いて起動するようにしました。
Window ManagerはMATEになります。
- YentenのアイコンをGoogle画像検索などで検索してダウンロードしてください。
- ダウンロードしたYentenのアイコンを任意の場所に移動します。
- テキストエディタを起動します。
- 以下の内容を入力し、
[Desktop Entry]
Version=1.0
Type=Application
Terminal=false
Exec=<yenten-qtのフルパス>
Name[ja_JP]=Yenten WALLET
Name=Yenten WALLET
Icon=ダウンロードしたYentenアイコンのフルパス
例)実際、当方が設定した内容は以下の通りになります。
ExecとIcon部分は、皆様の環境にあった設定を行ってください。
[Desktop Entry]
Version=1.0
Type=Application
Terminal=false
Exec=/home/sakura/bin/yenten/yenten-qt
Name[ja_JP]=Yenten WALLET
Name=Yenten WALLET
Icon=/home/sakura/bin/yenten/share/yenten.png
- YentenWallet.desktop というファイル名で保存してください。
実際には、desktopという拡張子が重要ですので、YentenWallet部分は任意の文字列でかまいません。
以下、上記のファイルを設定、保存したあとに撮ったスクリーンショットになります。
以上、DebianでYentenウオレットを実行する記事でした。
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